(趣旨)

第1条　この要綱は、ひとり親家庭等又は低所得の世帯で養育されている子どもの進学に向けた挑戦を支援するため、入学試験及び模擬試験の受験に係る費用の全部又は一部として予算の範囲内において補助金を交付することに関し、伊勢市補助金等交付規則(平成17年伊勢市規則第40号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(補助事業)

第3条　補助金の交付の対象となる事業(以下「補助事業」という。)は、次条に規定する補助事業者が養育する子どもが受験する大学等の入学試験、大学等の入学試験の模擬試験又は高校等進学模擬試験の申込みとする。

(補助事業者)

第4条　補助金の交付の対象となる者(以下「補助事業者」という。)は、補助金の交付を申請する日(以下「申請日」という。)においてその養育する子どもとともに市内に住所を有する者であって、次の表の左欄に掲げる者のうち同表の中欄に掲げる補助事業者の世帯要件のいずれかを満たすものとし、それぞれ右欄に定める支払時期に支払った補助事業に係る経費のうち次条第1項に規定する補助対象経費について補助金の交付を受けることができる。

(補助対象経費)

第5条　補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象軽費」という。)は、補助事業者が養育する子どもに係る次の各号に掲げる費用で、次項に定めるものを除き、補助事業者が申請年度に支払ったものとする。

(補助金の額等)

第6条　補助金の額は、補助対象経費に相当する額とし、一の年度におけるその上限額は、子ども1人につき、次の各号に掲げる経費の区分に応じ、当該各号に定める額とする。

(補助金の交付申請)

第7条　規則第3条の規定による交付申請は、別記様式による。

(実績報告の特例)

第8条　申請者が規則第5条の規定による通知を受けたときは、規則第4条の規定により決定した補助金の額をもって規則第12条の規定による補助金の額の確定及びその通知を受けたものとみなす。この場合においては、規則第11条の規定は適用せず、規則第13条第1項中「補助金交付請求書(様式第8号)により請求を受けて」とあるのは、「伊勢市大学受験料等支援事業補助金交付申請書兼請求書の提出により」と読み替えて同条の規定を適用する。

(その他)

第9条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。